1981-05-28 第94回国会 参議院 文教委員会 第14号
○国務大臣(田中龍夫君) 御案内のとおりに、教育の機会均等ということ、また国民の生涯学習というこれに対応いたしまして、本放送大学構想というものは非常な期待を持たれておるのでございますが、ただいま本日の朝からの御審議にもございますように、本大学がりっぱに国民の衆望を担って、将来わが国文教政策上の一大理想の実現といたしまして、不退転の決意でこの完成を急ぎたいと、かたい決意を持って臨んでおる次第でございます
○国務大臣(田中龍夫君) 御案内のとおりに、教育の機会均等ということ、また国民の生涯学習というこれに対応いたしまして、本放送大学構想というものは非常な期待を持たれておるのでございますが、ただいま本日の朝からの御審議にもございますように、本大学がりっぱに国民の衆望を担って、将来わが国文教政策上の一大理想の実現といたしまして、不退転の決意でこの完成を急ぎたいと、かたい決意を持って臨んでおる次第でございます
天皇のということで考えるのではなくて、国民のと国家の一大理想という言葉があえて、先ほどの例でありますけれども、むしろ現在の国民感覚からいけば、国民の理想というぐらいの表現の方がなお一般的にはわかりやすいとも思いますけれども。
それから次は、「元号ハ国家ノ一大理想ヲ表徴スルニ足ルモノナルベキコト」 それから第三点目は、「元号ハ古典二出処ヲ有シ、其ノ字面ハ雅馴ニシテ、其ノ意義ハ深長ナルベキコト」これは深く長いということ。 それから第四は、「元号ハ称呼上、音調講和ヲ要スベキコト」音調がよく調和をしているという趣旨でございます。
そうすると、たとえば国家の一大理想を表徴するに足るというふうなものであればよいということになると仮に、そういうことは踏まえると思うから、日本の新憲法をいただいた日本の一大理想というと、平和、和平ですね。そういうふうなものはやはりあり得るわけですね。そういう抽象概念的なそういうものはあり得るわけですね、別に天皇の弥栄を祈る必要がないんだから、これからは。そうでしょう。そう理解してもいいのかな。
これはもう当然のことだと思いますし、あるいはまた、国家の一大理想というお言葉でございましたが、まあ今後の物の考え方としては国家というのがよろしいか、あるいはむしろ私は国民の理想と申しますか、そのようなものを意味をするような言葉が望ましいのではなかろうかというふうに思うわけでございますし、それからあと、読みやすいとか書きやすいとかわかりやすいというようなことは当然の要件であろうというふうに思います。
その五項目の基準をちょっと申し上げますと、第一が、「元号ハ、本邦ハ固ヨリ言ヲ俟タズ、支那、朝鮮、南詔、交趾等ノ年号、其ノ帝王后妃人臣ノ謚号、名字等及宮殿、土地ノ名称等ト重複セザルモノナルベキコト」、二として、「元号ハ国家ノ一大理想ヲ表徴スルニ足ルモノナルベキコト」、三として、「元号ハ古典ニ出処ヲ有シ、其ノ字面ハ雅馴ニシテ、」——むずかしい言葉でございますが、私は字引を引いたのですが、「雅馴」というのは
それは一大理想であります。その日の一日も早からんことを私はこいねがつております。
一大理想といいますか、高度の理想主義にのつとつて、全面的に放棄するのかどうか。いわば戰争を放棄する範囲といいますか、程度といいますか、範囲という方がむしろいいと思いますが、戰争放棄の範囲を次に規定しております。その範囲は、「国際紛争を解決する手段としては、」放棄する。こういうふうに範囲を局限いたしておるわけであります。
今や世界恒久平和に向かいまして、われわれは、その一大理想を達成せんとするあらゆる努力を傾けている。